これからの将来、あなたが今やってる仕事であなたは生活していけますか?
AIが進化していく中、今現在の職種は5年後、10年後、さらにあなたが定年を迎えるまで、仕事があると確信できますでしょうか。
多くの職種はAIに持って行かれます。
生き残るのは、AIにはできない手先の細かい仕事と、人の感情部分を理解した上で支えられるような専門家、そしてAIを使いこなしていく仕事ではないかと思います。
もちろん、今現在やってる仕事も残ることはあるでしょう。
しかし、今と同じ給与額がもらえるかは保証できません。
もしかすると、生活水準を下げなければならない時がやってくるかもしれません。
そこで、皆さんにやっていただきたいことがあります。
それは、まずは自分自身を知るということなのです。
しつこく言いますが、「自己分析」はとても大事なことなのです。
己を知ることで、道は拓けていきます。
たとえば、今の仕事は辞めて近い将来転職を考えているとします。
ここで、己についてよく知ってることは大きな武器になります。
というのも、自分の適性を知った上で職に就くこととそうでないのとでは大きな差が出てくるのです。
たとえば、SEから営業の仕事に転職をするとしましょう。
Aさんは、キャリアコンサルタントによる自己分析で適性検査を行っており、営業に適正がないという結果が出ていますが、それでも敢えて営業職を選びました。
一方でBさんは、自分としては営業という仕事に興味と憧れを持っており、念願の転職となりました。
研修の日々が続き、やっと一人立ちできるようになってから数か月経ったある日、契約を獲得した商品が相手先のイメージと大きく違い、先方に迷惑をかけてしまい、上司にもこっぴどく叱られてしまいました。
ここで、Aさんの場合は、元々自分は営業に向いてないことを知っていたので、「こんな時もあるさ。相手にうまく伝わるために、コミュニケーション力を磨こう」と、前向きに捉えることができました。
一方でBさんは、「営業職に憧れていたし、自分にもできるだろうと思っていたのに、思うようにできない。自分には向いていないのかもしれない」とへこんで、一気にやる気をなくしてしまい、転職を考え始めました。
いかがでしょうか。
こんな経験(思い)をしたことはありませんか。
自己分析によって己を知ることで、Aさんのように自分に適性のない職種での失敗も前向きに捉えることができるようになります。
もしかしたら、Bさんは営業職に適性があったかもしれません。
しかし、自分のことを知らないまま、興味を憧れだけで転職してしまったばかりに、辛い目に遭った時にうまく対処できないのです。
これから転職を考えてるという人は、ぜひ「自己分析」をしてみてください。
あなたの未来に起こる出来事に対する捉え方が大きく変わっていきますよ。
自己分析のやりかたについては、また後日お伝えしたいと思います。